こんにちは、夫の年収400万円で家族みんなの夢がつまった新築マイホーム建築を計画している主婦です。
今回はヘーベルハウスの耐火性についてまとめます。家選びでは耐震性がよく重視されるのですが、耐火性のチェックも重要です。
日常で発生しうる火事、そして地震によって生じる火災と延焼…これらから家や大事な家族を守るために耐火性は必要です。住宅が密集している地域、隣と建物が隣接するような地域にマイホームを建てる場合は特にチェックポイントとなります。
この記事ではヘーベルハウスの耐火性がどの程度のものかご紹介します。「災害に強い家選びをしたい」、「マイホームを考えている」という方のご参考になれれば嬉しいです。今回もよろしくお願いします。
【目次】
ヘーベルハウスの耐火性は高い|防火地域にも対応
ヘーベルハウスの耐火性は高く、防火地域にも対応できるレベルです。防火地域とは火災が発生すると大規模災害になるのが予想される地域のことで、この地域では防災機能が高い家しか建てられませんが、ヘーベルハウスはこの基準をクリアした家造りをしています。ヘーベルハウスが火災に強い理由

(http://www.alc.gr.jp/safety/fire.html)
ヘーベルハウスでは外壁や床、屋根に国土交通省が耐火性を認めたALCという素材を使用しています。
ALCはコンクリートの一種で、高温状態であっても燃えにくい耐火性の高い素材です。阪神淡路大震災ではそれによって生じた大火災が被害拡大の原因でしたが、上の写真で分かるようにALC素材の建物は焼け残り、延焼を食い止める役割を果たしたとされています。
ヘーベルハウスの耐火実験

ヘーベルハウスの耐火実験では外壁で使われているALCを表面温度を945℃まで上昇させる実験がなされています。
945℃というと想像もつかなくて「高過ぎの設定では?」と思われるような温度ですが、実際の火災による温度上昇もとても激しく、3m離れた隣家外壁温度は840度にもなります。この実験方法は国際基準に則っていて、消火活動の遅延なども想定した温度設定で行われています。
耐火実験ではALC表側の温度上昇に反して裏側の温度は100℃未満という結果で、この温度は木材の引火温度を大きく下回る結果となりました。
ヘーベルハウスは家内側からの出火にも強い

ヘーベルハウスは外部の火事に対してだけでなく、家の中からの出火に対しても強さがあります。
内装下地では不燃性の石膏ボードが採用されていて、隣室への燃え移りを防止します。またヘーベルハウスでは床にALCが採用されていて、床からの燃え抜けを防止します。不燃性の石膏ボードは他のハウスメーカーでもみられる防火対策ですが、床のALCはヘーベルハウス以外ではそうそう見られない対策です。
さらに階段は鉄骨で造られているので燃え落ちにくく、避難ルートを確保することができます。
まとめ
今回はヘーベルハウスの耐火性についてまとめました。ヘーベルハウスは耐火性が高く、防火地域にも対応できるレベルです。住宅密集地域など火災被害が拡大しやすい地域でマイホームを考えている方であれば、ヘーベルハウスは検討してみても良いハウスメーカーでしょう。わが家がヘーベルハウスの耐火性について受けた印象なのですが…「ヘーベルハウス、火にも強いな」でした。やはりヘーベルハウスが屋根、壁、床に使用しているALCは魅力的です。
ALCはコンクリートの一種なので、ヘーベルハウスはコンクリートで囲まれた家と言えます。コンクリートはバーベキューコンロにも使われるような素材ですから、火に強いのは簡単に想像できます。ヘーベルハウスの営業さんは「石(ALC)は燃えませんよね」と表現していました。
ALCだけをみればユニバーサルホームも採用していますが、その厚みはヘーベルハウスと比べれば半分程度です。厚さが薄くなれば、それだけ性能は落ちてしまいます。またヘーベルハウスの営業さんいわくですが、床にまでALCを採用しているのはヘーベルハウスだけだそうです。
近い将来、大地震が発生することが予想されています。地震で怖いのは「揺れ」だけでなく、地震による「火災」もです。
このことを考えれば、ヘーベルハウスのALCは魅力的と言える素材ではないかなと思います。都市部の住宅密集地では特にメリットが感じられる気がします。
この記事が「ヘーベルハウスの耐火性について知りたい」、「マイホームを考えている」という方のご参考になれれば嬉しいです。今回も読んでくださり、ありがとうございました。