こんにちは、夫の年収400万円で家族みんなの夢がつまった新築マイホームを計画している主婦です。今回は住友林業のデメリットについてご紹介します。
住友林業とは耐震性に優れた木造住宅を建ててくれるハウスメーカーです。その住宅強度の強さは他の木造ハウスメーカーや工務店と比べても群を抜いています。大きな地震が発生・今後も発生が予想されていることを考えると、メリットが大きいハウスメーカーかと思います。
(今後の地震発生予想について詳しくは→今後発生しうる地震の予測|マイホーム購入前に知っておこう! - 年収400万の新築マイホームブログ)
また間取りも自由に設計することができ、「耐震のために壁を作らなければならない」というようなことはほとんどありません。木造住宅でありながら広い空間、大開口の窓を設置することができます。わが家も住友林業さんに良さを感じて営業さんと話を進めていきました。
(メリットの詳しくは→住友林業のメリット・デメリットまとめ - 年収400万の新築マイホームブログ)
けれども話を進めるにつれていくつかデメリットも感じるようになりました。ここではそのときにわが家が感じたデメリットについてまとめていきます。
以前アップしていた記事が読にくかったので書き直しという形で更新しています。「住友林業に興味がある」「住友林業のデメリットを探したい」という方のご参考になれたら嬉しいです。回もよろしくお願いします。
【目次】
住友林業のデメリットまとめ
①寒さと電気代
住友林業さんの家は気密・断熱性能が高いわけではなく、他大手ハウスメーカーさん(一条工務店、スウェーデンハウス)に比べると「寒さ」が気になります。住友林業さんは間取りの自由度が高いことから大きな窓を設置することができます。これは住友林業さんを選ぶ大きなメリットではあるのですが、提案する窓は引き違い窓なので窓面積が大きければ大きいほど気密性はどうしても下がります。
また窓には断熱材が入っているわけではないため外気の影響を受けやすいです。営業さんから「2重サッシを採用しているから大丈夫」と言われるかもしれませんが、影響はあります。わが家は3重サッシですが影響を感じます。住友林業さんならではの大きな窓を採用すればきっとなおさら影響を受けると思います。
加えて換気システムも熱効率が低い第3種換気システムが採用されています。
寒さは光熱費に影響を与えます。また室内に温度差をつくってしまい、寒暖差による自律神経機能の低下を招いて体調不良を起こしかねません。年を重ねればヒートショックのリスクも高まります。
わが家の場合は山間の冷え込む地域に住んでいるので、もう少し寒さ対策に安心感が欲しかったです。
*詳しくは→住友林業のデメリット|寒さと電気代 - 年収400万の新築マイホームブログ
②光熱費とエネファーム

住友林業さんの営業さんに寒さと電気代が気になると相談したところ、床暖房とエネファームの設置をすすめられました。エネファームとはガスを使って発電し、同時に給湯もできるという精密機械のことです。エネファームで発電すれば電気代は安く抑えられると言われたのですが、初期費用・ランニングコスト・発電力を考えるとわが家にはメリットよりデメリットの方が大きいと感じました。
営業さんは色々な提案をしてくれますが、それが自分たちの家庭にとってベストかどうかは考えていかなければならない気がします。
*詳しくは→住友林業のデメリット|光熱費とエネファーム - 年収400万の新築マイホームブログ
③第3種換気システム

住友林業さんでは第3種換気システムを採用しています。換気システムとは新築の家に設置が義務付けられている24時間の機械換気のことです。昔の家に比べて気密性が高くなった今の家では自然換気が不十分で、シックハウス症候群などのリスクを高めてしまうため換気システムの設置が義務付けられるようになりました。
換気システムは第1種~3種までありますが、住友林業さんが採用している第3種システムは家の機密性能が高くなければ十分な効果を発揮しないシステムと言われています。住友林業さんの気密性はトップレベルとは言いきれないため、このシステムに関しては確認が必要に思われます。
*詳しくは→住友林業のでデメリット|第3種換気システム - 年収400万の新築マイホームブログ
④何でもできる(しょぼりんと言われる理由)
住友林業さんは要望を伝えれば何でもできる、何でもしてくれるハウスメーカーです。標準装備の選択肢も豊富で、きっと万人が使いやすい家造りをしてくれます。しかし、悪く言えばになるのでしょうが、自分たちにハッキリとした家造りのコンセプトがなければ”無難な家”が建つこととなります。豊富な標準装備の選択肢も使いこなせなければ、住友林業の良さがでてきません。
しばしばネット上で住友林業が「すみりん」ではなく「しょぼりん」と言われてしまう理由がここにある気がします。
*詳しくは→年収400万の新築マイホームブログ
⑤30年保証に対する説明不足

住友林業さんの30年保証システムとは、国が義務付けている10年間の保証だけでなく、必要なメンテナンスを行えば最長で30年間の保証を行いますというシステムのことです。メンテナンスは10年目以降は有償です。要するに住友林業さんの30年保証システムは「お金を払ってメンテナンスをしっかりしてくれれば保証をしますよ」というサービスになります。
しかし、わが家を担当してくれた営業さんの説明では「30年間、何があってもこちらが保証をします!」というものでした。過剰に安心感を持たせるような説明だったと感じたので、少し注意深く話を聞くべきポイントかなと思います。
*詳しくは→住友林業のデメリット:30年保証システムに対する説明不足 - 年収400万の新築マイホームブログ
⑥標準の屋根材がスレート

住友林業の標準装備の屋根材はスレートが採用されています。スレートとはセメントを強く固めて塗装した屋根板のことです。価格は瓦に比べて安く、住友林業ではスレートのなかでもランクが高いものを用いていて、色あせがしづらく30年間メンテナンスは不要と言われています。
しかし断熱性能は瓦に比べれば低いこと、スレートは瓦より造りが弱いため割れてしまうことがあり途中メンテナンスが必要となることがあります。
価格を考えればデメリット…とまではいかないと思うのですが、営業さんからはメリットばかり伝えられてしまったので、あえてデメリットの項目で書かせてもらいました。スレートも瓦もメリット・デメリットがあるので、両側面をみてどれが自分の考えに合っている素材を選ばれることをおすすめします。
*詳しくは→住友林業のデメリット:標準の屋根材スレートについて - 年収400万の新築マイホームブログ
まとめ
住友林業さんのデメリットについてまとめました。デメリットは感じ方、考え方によるものですが、わが家が実際に住友林業さんとの打ち合わせを行ってみて感じたことをそのままに書いてみました。この記事が「住友林業が気になる」「住友林業のデメリットを探したい」という方の何らかのご参考になれれば嬉しいです。今回も読んでくださりありがとうございました。