今回は災害時に役立つ日用品の備蓄についてご紹介します。
災害時は停電や断水が発生することがあり、このような状況下では普段使っている照明やトイレ、風呂、充電器などが使えなくなります。ここでは災害時にあると便利な携帯トイレやスマホ充電器などをメリットデメリットをそえながらまとめていきます。
ご紹介するもののなかには普段の生活でも便利に使えそうなものもありますので、ぜひ読んでいただけたらと思います。今回もよろしくお願いします。
【目次】
家庭で備蓄しておくとよいもの
この項目は前回と同じ内容ですが、書かせていただいますm(__)m首相官邸のホームページでは電気・ガス・水道などのライフラインが使えなくなったときのために、家庭でも備えをしておくようにと書かれています。
具体的には
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●飲料水 3日分(一人1日3リットルが目安)
●非常食 3日分(ご飯・アルファ米など、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
●トイレットペーパー、ティッシュペーパー ・マッチ、ろうそく ・カセットコンロ など
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との記載がありました。おそらく最低限この程度は各自で用意しておいてくれ、というものを書いてあるのかなとおもいます。
それでは今回は日用品の備蓄に関して具体的にみていきます。
(水の備蓄については→災害時の備蓄①飲料水と生活用水 - 年収400万!新築マイホーム購入計画ブログ
災害食の備蓄については→災害時の備蓄②便利で美味しそうな保存食 - 年収400万!新築マイホーム購入計画ブログ)
日用品の備蓄
日用品の備蓄は政府のホームページにいくつか品目が書かれていましたが、他にも備蓄しておいた方が良いものがあります。必要と思われたものをピックアップしてご紹介します。簡易トイレ
トイレは1回あたり10リットル程度の水を消費します。災害によって断水が生じた地域では、トイレによる水の確保はとても難しくなります。また避難所生活になった場合、トイレに行列ができてしまい自由にトイレを使えないということもあります。そのため災害備蓄では簡易トイレを用意しておくことをおすすめします。下写真は携帯できる簡易トイレになります。
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トイレや状況によっては箱やバケツなどに袋をセットし、トイレ後は凝固剤を入れ、袋をとじ、その袋を防臭効果の高い袋に入れてとじるだけで処理ができます。
こちらはトイレ本体付きです。
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トイレ本体の組立ては簡単で、目隠しポンチョもついています。これだけセットになっていると自宅だけでなく避難先でもトイレの不安は減らせるかと思います。
ラップ
ラップは災害時には以下のように様々な形で役立てられます。==========
●断水のときにら食器の上にラップをかぶせて食事をすれば、食器は汚れず洗いものをせずにすむ。
●ラップを身体に巻けば保温効果がある。
●出血時にはラップをきつく巻けば止血効果がある。
●防水効果がある包帯として活用できる。
●ラップを割れた窓に貼り付ければ簡易的に雨風を即席で防げる。
●ラップをこより状にすればヒモとして活用できる。
●ラップをくしゃくしゃに丸めれば食器用もしくはボディー用スポンジとして使える
●ラップに油性マジックで文字をかけばメモになる。
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かなり多用途で使えるので、ぜひ用意しておきたいグッズです。
携帯・スマホ充電器
携帯・スマホ充電器は「コンセントで事前にバッテリー蓄電したり乾電池を使って充電するタイプ」と「手回しやソーラーパネルなどでその場で電気をつくって使うタイプ」に分けられます。コンセント蓄電・乾電池で充電するタイプ
まずはコンセント蓄電・乾電池で充電するタイプをご紹介します。下写真はコンセントでバッテリーを蓄電するタイプになります。![]() | Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 *2018年7月時点 (ブラック) 新品価格 |

普段使いできるのが大きなメリットで、コンセントにさせばスマホ充電→バッテリー蓄電の順で充電ができ、日常で手間なく防災を取り入れられます。
上写真のバッテリーは蓄電満タン1回でiPhone 8を4回充電することができます。4回の充電ができたら、何日かは安心して使えるかと思います。
ただデメリットになりますが数日経っても停電状態が続いている状態であれば、避難所などでの充電といったその他手段での充電となります。災害発生直後のスマホ充電設備が整っていない状況でのスマホ充電切れは避けられますが、数日経過して設備は整っているものの混雑しているというなかで充電しなければならなくなるかもしれません。
つぎに乾電池で充電できるタイプの充電器をご紹介します。
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単3電池4本でスマホ1回分の充電ができます。乾電池はリモコンやおもちゃなどで日常的に使うことができ、備蓄しておいても損はなく、長期保存も可能です。また災害時の救援物資として届けられやすいということも安心要素の1つになるかと思います。
その場で電気をつくるタイプ
その場で電気をつくってスマホを充電させるタイプの充電器をご紹介します。このタイプの充電器では小型ソーラーパネルもしくは手回しによって発電ができます。まずはソーラーパネルで充電できる充電器からご紹介します。
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上写真のソーラーパネルは3枚付属していて、パネルの太陽光転換効率も21.5%-23.5%と高く太陽光をムダにしない設計になっています。モバイルバッテリーへの充電もできます。また使用時以外は折り畳み可能でコンパクトに収納できるのも魅力です。
ソーラーパネルであればコンセントや乾電池不要で、晴れた日であれば外に置いておくだけで手間なく充電ができます。上写真のソーラーパネルであれば少し雲がかっている程度でも充電できるという口コミがありました。
ただソーラーパネルの充電器で気を付けなければならないなと思うこともあります。曇りや雨の日は使えなくなることはもちろんデメリットとしてあるのですが、買う商品によってはなかなか充電がしづらいようです。
ご紹介していたソーラーパネルは「充電できた」「災害のときに役立った」という口コミがよく見受けられて評価も高かったので掲載しましたが、ソーラーパネルの充電器を探していると商品によっては「全然、充電ができない」という口コミがよくありした。
「ソーラーパネルがついている」というだけで安心して購入してしまうと、期待するほど充電できなかった…ということになるかもしれないので、購入時には機能や口コミ・レビューはチェックしておいた方が良いかと思います。
ではつぎに手動式の充電器をご紹介します。
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手回しなので大変ですが、どこででも充電できる安心感があります。けれども充電できる量はそれほど期待しない方が良いかと思います。ソーラーパネルもついている商品ですが、こちらはスマホの充電に関しては「使えない」「充電できない」という口コミが目立ちます。
ただ上写真のものは充電機能のほかにラジオ、懐中電灯機能がついたものになります。これら機能も欲しかったという方には調度良いかもしれません。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは汚れた手、顔、身体、頭を拭いたりするのに役立てられます。というのも水が手に入りにくい状況であれば、身体を清潔に保つことも難しくなります。ウェットティッシュがあれば大まかな汚れであれば多少落とすことができ身体の清潔にも、精神的リフレッシュにも役立てられます。ウェットティッシュですが、個人的には赤ちゃん用お尻ふきもかなり便利かなと思います。ウェットティッシュの素材より素材がしっかりしていて、やわらかい感触があります。水分もたっぷり含まれています。
日常的にもお尻ふきは掃除用品として使い勝手がよく、ストックしやすいものかと思いますよ。
その他
他にも生理用品やオムツ、使い捨下着、カイロ、クールスカーフなど備蓄しておいても良いかと思います。まとめ
今回は災害時に役立つ日用品の備蓄についてご紹介しました。ご紹介したもののなかには普段の生活でも便利に使えそうなものもあります。災害時のためにあえて用意するのは大変ですが、乾電池など日常で使えるものであれば少しずつ揃えていきやすいかと思います。
わが家も日頃使いそうな乾電池やスマホ充電器から備蓄を考えていこうかなと思います。
この記事が何らかの防災のご参考になれれば嬉しいです。今回も読んでくださりありがとうございました。