こんにちは、夫の年収400万円で家族みんなの夢がつまった新築マイホームを計画している主婦です。今回は玄関とリビングの仕切り(玄関ホール)をなしにする間取りのデメリットとその対策についてです。
わが家は玄関とリビングの仕切りをなしにした間取で新築マイホームを建てました。実際に仕切りなしの間取りで生活をしてみてメリットはしっかり感じていて仕切りなしにして良かったとは思っているものの、デメリットも感じています。
(仕切りなしのメリットはこちら→【web内覧会】リビングと玄関仕切りはなしでもいい - 年収400万の新築マイホームブログ)
ここでは実際の生活で感じられたデメリットと、わが家の対策などを写真を添えながらご紹介します。この記事が「新築マイホームの間取りを考えている」、「玄関とリビングの仕切りなしって実際どうなの?」という方のご参考になれればと思います。
以前書いた記事の書き直しですが内容を充実させたので、前に似たようなタイトルのものを読んだという方にも目を通していただけたら嬉しいです。今回もよろしくお願いします。
【目次】
玄関とリビングの仕切りなし(玄関ホールなし)のデメリット
玄関からリビングが見える
リビングと玄関の仕切りをなしにする場合にまず気になるデメリットが、玄関からリビングが見えることです。間取りのつくり方によっては玄関ドアを開けただけでリビング、そしてキッチンまでもが丸見え…ということだってありえます。実際に玄関とリビングの仕切りがないわが家も玄関ドアを開ければリビングの一部が見えます。出勤するとき、お出掛けするとき、近所の人がきたとき、荷物受け取りのときなど、ちょっとしたことで他人にリビングがチラリと見られます。
そのため他人にプライベートは見られたくない、訪問客が多い、家の前の人通りが多い、というご家庭にとってはリビングと玄関の仕切りなしの間取りはストレスになるかもません。
かくいうわが家の場合ですが、来客や人通りが少ない家に住んでおりまして、普段生活をしていて「リビングが見られてしまう!」というシーンがあまりなく、玄関とリビングの仕切りなし生活にストレスに感じることはそれほどありません。
「頻度の少ない他人の目」<「自分たちの生活空間の充実」を優先させての仕切りなしの間取りを選びましたが、わが家の場合はライフスタイルと立地条件上いい選択だったのかなと思っています。
玄関を通じてリビングが外気の影響を受ける
リビングと玄関の仕切りなしの間取りではリビングと玄関が一体になっているので玄関を開けっ放しにしたり、頻回に玄関ドアの開け閉めがあると、リビングは直接外気の影響を受けて部屋が暑くなったり、寒くなったりします。また外気の影響を受けないためには玄関ドアの気密断熱性能も重要です。玄関ドアの気密断熱性能が低いと、すきま風が玄関から入ってきたり、外の温度が玄関ドアを通じて伝わることがあります。特に引き違いの窓はすきまが生じやすいようで、新築で玄関ドアを選ぶさいには気をつけください。
わが家の場合ですが、気密断熱には強いハウスメーカーさんに家を建ててもらったこともあって玄関からの冷気はあまり感じません(C値は0.5でした、嬉しかったです^^)。また玄関ドアはパッと開け閉めするのと、3人暮らしであまり開け閉めの回数が少ないのとで、リビングの温度変化が気になったということは今のところありません。
玄関とリビングの仕切り(玄関ホール)なしのデメリット対策
壁で目隠しを作る

玄関の位置によっては壁でリビングの目隠しを作ることができます。上の写真は実際にわが家がつくった目隠し用の壁です。
写真の手前が玄関で、左側にあるちょっとした壁が目隠しです。この目隠し用の壁があることで、リビングは3/4ていど隠せています。実は壁で隠れているところにソファーや座椅子、テーブルがあるんですよ。
リビングと玄関の仕切りなし間取りですが、ちゃんと見られずグータラとくつろげるスペースを確保しています。
造作

造作で目隠しをすることもできます。上の写真は先ほどと同様にわが家の玄関から見たリビングですが、この写真の右奥に写っている飾り棚がわが家の目隠し用造作です。この飾り棚で、キッチンを見られないようにしています。キッチンは何かと雑多になりやすいので、目隠しがあると安心です。
他にも下写真のように格子で目隠しをつくっているお家もあります。
(http://www.nagami-k.com/corner/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%82%E7%9B%AE%E9%9A%A0%E3%81%97%E3%81%AE%E6%A0%BC%E5%AD%90%E3%82%92%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AB/)
おしゃれな目隠しですよね。木の感じが部屋にプラスされてとても素敵です。
写真のように木を隙間なく並べるのも良いですし、目隠しであれば隠す方向を考えながら斜めに木を並べるのも良いかと思います。
下写真はお風呂場の目隠しですが、イメージ的にはこんな感じで斜めにして。
斜めにすると見られたくない方向からは目隠しとして役にたつ一方で、他の方向からは視覚的な抜け感があるので部屋の開放感が損なわれにくくなりますよ。
スクリーン

(http://www.dimanche.co.jp/works_detail.html?04-0000=0219)
玄関とリビングが仕切れそうなところに、上からスクリーンが下りてくるようにする家もありました。要らないときはスクリーンをオープンにしてリビングを広く開放的にすることができますし、必要に応じてリビングをしっかり目隠しすることができますね。
まとめ
今回は玄関とリビングの仕切りをなしにした間取りのデメリットについてご紹介しました。仕切りをなしにすることで、間取りによっては玄関からリビングが丸見えになったり、また玄関を通じてリビングが外気の影響を受けるデメリットがあります。けれども壁や造作などを工夫すれば丸見え対策ができます。生活の好みや考え方、ライフスタイルに合えば玄関とリビングの仕切りなしの間取りを大きなデメリットに感じることは少ないかもしれません。
この記事が「新築マイホームの間取りを考えている」、「玄関とリビングの仕切りなしって実際どうなの?」という方のご参考になれれば嬉しいです。
今回も読んでくださりありがとうございました。