こんにちは、夫の年収400万円で家族みんなの夢がつまった新築マイホームを計画している主婦です。今回はわが家が新築の値引きに大事だと思うポイント③間取りの過不足チェックポイントをご紹介します。
(値引き交渉①はこちら→新築の値引き交渉に大事なポイント① - 年収400万の新築マイホームブログ
値引き交渉②はこちら→新築の値引き交渉に大事なポイント② - 年収400万の新築マイホームブログ)
間取りは家の値段に大きく関わるポイントです。注文住宅の坪単価は大体50万円~はすると思うので、建坪が1坪減らせれば50万円~の値下げ交渉ができます。
また間取りは最初は営業さんが作成するハウスメーカー・工務店が多く、営業さんはきっと人気のあるステキな間取りの提案を色々としてくれます。きっと作成してもらう間取りは魅力的なものが多いです。
けれど人気の間取りが、かならずしも自分たちにとって必要とは限りません。もし不必要な過剰スペースをつくってしまったら何十万円という大きなムダな出費につながります。
魅力的な間取りでワクワクしますが、作成してもらった間取りを冷静に確認することも大切です。
ここではわが家が実際に間取り作成で値引きにつながったポイントをご紹介します。この記事が「新築マイホームを考えている」「新築の値下げ交渉をしたい」という方のご参考になれればうれしいです。今回もよろしくお願いします。
【目次】
間取りの過不足をなくすためのチェックポイント
広い子ども部屋
広い子ども部屋もステキな提案です。将来お子さんがお友だちを呼べるように、お子さんが家族をつくったときにお泊まりしやすいようにと配慮して広めの子ども部屋の間取りをつくってくれるかもしれません。実際に私は8畳の広めな子ども部屋で育っていて何ら不満はなく、友達を呼んだり泊めたりできて良い想い出がつくれました。
一方で夫はというと4畳半の小さい子ども部屋で育っています。結構不満があったようで、狭いし友達もよべないし苦痛だったと言っていました。
生活環境や性格によりけりでしょうが子ども部屋にはある程度のスペースや空間づくりは大事なのかもしれません。
けれども、建築士をしている私の友人に子ども部屋について聞いてみると「子ども部屋なんて3畳あれば十分。寝れて、勉強できればいいんだよ」と言っていました。狭い方が子どもがリビングに出てきて良いとも言われているそうです。
また私自身、大学生のとき5畳半の部屋+ロフトに住んでいて、冷蔵庫・コタツ・テレビ+ローチェスト・布団を置いていましたが、全然狭さに不満なく友達を数人呼んだりして楽しく過ごしていました。
4畳半の部屋であっても空間の作り方や使い方によっては、友達を呼ぶスペースはできるのかなとも思います(→4畳半の子ども部屋は狭い?レイアウトを考えて検討してみる - 年収400万の新築マイホームブログ)。
将来の子ども家族が泊まる部屋…としてでなくて子ども部屋だけの目的で部屋をつくるなら、広さはそれほどなくても大丈夫なのかもしれません。
建坪が1坪増えれば値段は50万円~はちがってきます。
もし子ども部屋スペースを8畳→6畳に変えれて建坪も1坪減らせれたら家の値段が50万円~、もし6畳→4畳半に減らせて建坪も同様に減らせたら37.5万円~の値下げ交渉ができるかもしれませんよ。
将来、子ども家族を泊めたい場合
子どもが大きくなって家族をつくったとき、できるなら家で1泊まってもらえたらって思ったりしますよね。わが家の場合、私の実家に泊まる場合は私が使っていた8畳子ども部屋に夫婦+娘で一緒に泊まっています。布団が3枚並べられるので寝やすいし、エアコンもあるので冬でも夏でも過ごしやすいです。
一方、夫の実家に泊まる場合は4畳半の子ども部屋が2つあるので1部屋に私と娘が、もう1部屋に夫が寝ます。
夫婦バラバラに寝るので初めは違和感がありましたが、結婚して5年くらいたつ今では慣れました。
また夫の実家は子ども部屋にエアコンがないので、冬や夏はドアをオープンにして寝ます。これは嫁としてはつらい💧
娘の授乳期なんかは義両親が来ないだろうことは分かってはいるもののイヤでした。ただ最終的には部屋に暖簾をかけてプライバシーを確保させていただきました👍そんな感じでお泊まりさせてもらってます。
そしてわが家が建てた新築ですが、こちらは寝室が11.5畳、子ども部屋が5.5畳です。もし将来、娘家族が泊まってくれるなら寝室の方で娘家族に泊まってもらって、夫婦は子ども部屋の方で寝ようかなと思っています。
また今第2子妊娠中ですが、こちらの子も一緒にお泊まりしてくれるなら寝室と子ども部屋を子どもたちに譲って、夫婦はダイニングで寝ようかなと思います。
まだまだ先すぎる話ですが、老後の夢をみています(*^^*)
書斎スペース
みなさん、書斎というと何畳くらいの大きさをイメージしますか?私は間取りを考えていた始めのときは4畳半~6畳くらいのイメージでした。というのも田舎育ちなので、部屋といったら小さくてもそれくらいという印象があったからです。
けれども書斎って意外と小さなスペースでつくっている人も多いようです。2畳でも空間を上手くつかって、ステキな書斎をつくっている方は多くおられます。(詳しくは→小さい家でも書斎をつくる方法 - 年収400万の新築マイホームブログ)
部屋の広さをコンパクトに考え直せたら大きな値引き交渉につながります。部屋だから○畳必要…というよりは、何をするために、どれだけのスペースが必要か、と考えることが大切ですね。
和室
日本人にとって和室は重要度の高い部屋です。あるだけで精神的に落ち着きますし、客間としても使えます。また簡単に寝られるくつろぐ場所、将来の寝室として用意している人もいると思います。
ただ、ないと生活に困る…というスペースでもありません。
お客さんはリビングでも十分通すことはできますし。リビングにマットやソファーがあれば寝てくつろぐこともできます。
また将来の寝室として考えるなら、きっとそのころはベットの方がラクになっているかもしれません。
わが家は予算の理由で新築に和室をつくりませんでしたが、今のところ和室を作っておけば良かった…と後悔したことはありません。
お客さんは…和室でなければという人が来たことがなくて(^^;)、またゴロ寝はリビングの2人掛け座椅子ソファー+大きめ膝掛けで満足しています。将来は階段が大変になってきたころに、リビングかダイニングにベットで過ごすのかなと思っています。
予算のゆとりがあったら畳も好きなので何となく欲しかった和室ですが、なくても不満はでてきませんでした。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットも人気の間取りです。わが家の営業さんも希望で言わずとも間取りに取り入れてくれていました。ウォークインクローゼットがあれば服や布団を一気に収納できるので、とっても便利です。部屋に置く収納も少なくてすむので、空間がスッキリさせられます。
けれどもウォークインクローゼットでもったいないなと思うのがウォークインクローゼット内の通路です。図で描くと下絵↓の緑部分です。
壁面造作のクローゼットだったら、わざわざ通路はつくらなくてすみますよね。
ただの通路といえど、1坪分スペースをつくれば坪単価50万円~の値段です。意外と高いところかなと思います。
パントリー
パントリーはお家づくりで人気の収納です。お料理が好きな方、買いだめをしたい派、大家族の方にはとても便利だと思います。わが家も営業さんからは「パントリーはつけますか?」と聞かれましたが、私はパントリーは不要派でした。
というのも、わが家は3人家族です。今お腹に1人いるので4人家族となりますが、増えても5人かなと。大家族とまではならない予定です。
常備が必要な常温保存食品も料理のレパートリーが少いのもあってパン、シーチキン、トマト缶、お菓子、米くらいです。お菓子とお米はリビングの階段下収納を使っていますが、ほかは大型の食器棚に収納できています。
食器や調理器具も多くはないのでキッチン収納と食器棚でまかなえています。
もしパントリースペースを作るとしたら建坪1畳分アップで25万円~、1坪で50万円~の値段がかかります。
新しいキッチンは収納力が高いですし、新築を建てられるときは1度最新キッチンの収納力と、常備しているキッチングッズとをしっかり見直して比較してからパントリーを検討されると良いのかなと思います。
まとめ
今回はわが家が新築の値引きに大事だと思うポイント③間取りの過不足チェックポイントをご紹介しました。間取りは小さくし過ぎても不満が残りますし、大きくし過ぎてもムダになります。間取り作成は図面上のことなので想像がむずかしいですが、自分たちのライフスタイルや考え方に合ったものが調度良くできあがると理想的かなと思います。
この記事が「新築マイホームを考えている」「新築の値下げ交渉をしたい」という方のご参考になれればうれしいです。今回も読んでくださり、ありがとうございました。